5 おまけ:放球タイムテーブル

我々が見学した、Xグループの放球タイムテーブルを以下に示す。

日中 作業棟内での機能チェック、送受信チェック
夕方(17時以降としか分からない) 荷姿作り
22時 放球場へ移動
午前1時〜 放球場でのチェックアウト開始、以後バッテリーオン
1時30分 チェックアウト終了、バッテリーカバー固定
1時45分 気球展開開始
2時15分頃? 気球展開終了、待機
2時45分 inflation開始
3時20分 放球
11時 観測終了

Xの場合は放球が遅かった(morning launchと言うらしい:上昇中に日の出を迎え、バーストの危険が少ない)が、我々の放球は夜半前の、夜9時30頃の筈(night launch)。

また、インド赤外グループは、クライオスタットはゴンドラと一緒にはフィールドに持ち出さず、放球2時間程前に、実験棟でヘリウムを詰めてから持ち出すとの事。 その後フィールドでクライオスタット関連のチェックアウトのみ行い(電波干渉含む)、動作が確認されてからゴーをかける(気球の展開を開始する)。 従って、放球直前が少し忙しくなる。

今回のXのフライトは着地点が放球場から100kmと近かった。 この為当日の夜にはゴンドラが帰って来た模様。 回収には飛行機等は用いず、トラックのみ。 従って森の中に落ちたりすると、回収に苦労する場合も在るとのこと。


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