1 今後の試験方針

波長がそれ程延びない段階で素子が破壊した原因を究明する。

考えられる原因:

  1. 以前測定した、圧力-素子抵抗値の関係がおかしい?
  2. 圧が低温で緩んでいる?
    1. 鋼←→Geチップ間の収縮率の差?
    2. 鋼(ハウジング)←→燐脱酸銅(皿バネ)間の収縮率の差?
  3. その他の原因?

一回の加圧(10-20kgf)で、加圧用ネジを45oは回している。→ mは押している。
すなわち、熱収縮率の差は、その程度無ければならない。

普通の金属の熱収縮率は、常温から極低温までの積分値で概ね3×10-3なので、まぁ有り得ないとは思うが、確認の必要はあるでしょう。

今後の試験(項目番号は、上記の原因の候補に対応):

  1. BBM1に使った素子で、圧力-素子抵抗値関係を測定し直す。→12月1日に測定。結果およそ3%の誤差で一致。→この可能性は棄却された。
  2. BBM1で生き残った一段を用い、以下の2種の状況で加圧、波長特性の測定を行う。
    1. BBM1のハウジングをそのまま使う。(12月第一週での測定を目指す。)→12月1日に加圧、12月4日に冷却予定。
    2. 別のハウジングを用いる。(試験時期未定。)
  3. ここまでで原因が特定されなかった場合、改めて検討する。

その他、12/1の試験で明らかになった事柄。


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