第1回宇宙地球惑星科学フォーラムのお知らせ

【第1回宇宙地球惑星科学フォーラム】

  • 日時:10/18(金) 15:10–16:40
  • 場所:駒場Iキャンパス15号館409号室
  • 講演者:田崎 亮(大学院総合文化研究科広域科学専攻広域システム科学系 助教)
  • 題目:塵も積もれば惑星に?:理論・観測天文学で迫る惑星形成
  • 要旨:今日までに5000を超える系外惑星が確認され、銀河系における惑星は一般的な存在となった。しかし、これらの惑星系の誕生には、いまだに多くの謎が残されている。惑星系は、生まれたばかりの星の周囲に形成される原始惑星系円盤で誕生する。惑星を形成するためには、初期にたかだかマイクロメートル程度の大きさしかない固体微粒子(宇宙塵)が、原始惑星系円盤の寿命である数百万年から数千万年以内に、円盤内で惑星サイズにまで成長しなければならない。本講演では、この「塵も積もれば惑星となる」過程がどのように進行したのかについて、最新の理論的研究と観測結果をもとに紹介する。