§以外の部分については、前掲レポートと同様に強度分布の見積を行った。ただし の変化により、 と の相関も異なるものとなった。
下駄のもととなるFIR continuumの強度( )と を用い、 を見積る。Background領域で と の相関が最良となるよう、係数αの値を決定する。ここで相関を最良にするとは、
が、十分な精度で成り立つよう係数αを決定することを意味する。
見積の結果、
が得られた。BICEのシステムノイズレベルは より、Cygnus X 領域の のノイズレベルは、
と見積られる。
この見積により、以後[CII] 物理量の見積は、3σ levelである ( ; 図中2番目の contour 以内)について行う。