[CII] 強度の計算は各空間スキャン毎に独立に行った。FPSの12点のデータ× Scan Go/Backの計24種のデータそれぞれに付き、background領域のデータを、銀経の関数で1次フィットし、これを元のデータから差し引いた。ただし空間スキャンの片端でしかbackgroundがとれていない場合は、定数によるフィットを行い、これを差し引いた。
差し引いた結果について、1 line profile毎にLorentzian fit (1992年9月7日付け土井レポート参照)を行い、積分強度を求めた。積分強度のcgs単位系への変換係数は、1992年11月4日付け中川レポートを参照した。
2次元の強度分布計算に際しては、求めた積分強度を、観測点から半径6.4'中のグリッドで等しいとした。複数の観測にかかるグリッドは、それらの平均を用いた。
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