Translucent Cloud

[CII] 輝線の輻射領域として、中性領域と電離領域の2種が考えられる。先ず、中性領域からの輻射を考慮する。

の相関を図gifに示す。他人のモデルに依存しているところがなんともしゃくだが、とりあえず無限大モデルが破綻していることがここから言える。

モデルからの逸脱度を見るため、以下の式に基づき変数αを定義する。(おおざっぱに決めた式なので、数字はあまり気にしないように。)

この値は、図gif のグラフ上で、モデルの上限( )の線からの直線距離を表す。単位は 。αの分布を図gifに示す。この図でいろいろうんちくを傾けることは可能だが、とりあえずCO雲から離れたところでで逸脱が激しいことは示唆的である、とは言えるであろう。


next up previous
Next: 電離領域からの[CII] 輝線放射 Up: Cygnus論文の現状 Previous: Cygnus X 領域[CII] 強度分布