X線天体

観測域中に含まれるX線天体として、空間的に広がっているのはDR4(SNR: 図gif)のみ。同領域にはその他に7つのX線源が含まれる(Amunuer et al. 1982, Córdova, Jensen, & Nugent 1981)が、いずれも点源。従って、他の観測に対する寄与は無視しうるものと判断する。一方DR4については、Landecker (1984)でもnon-thermal componentが認められる。従って、この領域は1)きちんと考慮する、2)解析から除く、のどちらかが必要。いまのところ2)を採るつもり。

これらの点源の寄与により、観測されるX-rayのおよそ50-75% が説明される(Bochkarev & Siotnik 1985)。


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