現在我々は3ヶ年計画で、インドTATA研究所との共同研究をスタートさせている。
この計画は、前述の2台の望遠鏡を用いて測光、分光観測を連係しな がら行なう事により、短期間で深い学問的成果を挙げようとするものである。
今後3年間の間、各々の望遠鏡に付き年1〜2回の観測飛翔を計画している。
インド側の気球に我々の観測装置を搭載した初フライトは、'99年2月末を予定 している。 現在我々のグループから数名が渡印しており、天候が好転し次第放球を行な う予定である。
一方日本製の気球望遠鏡も、インド側のサポートにより、インドに於いて観測飛翔を行う。 現在望遠鏡システムは必要部分の改修中である。 この作業の後、'99年11月に、インドに於いて次期観測フライトを行う計画である。