この望遠鏡の初フライトを、'98年9月に、宇宙科学研究所三陸大気球観測 所より試みた。 フライトは順調に行われ、望遠鏡の姿勢制御システム、コマンド送受信システム等全て正常に動作し、良好な性能を示した。 しかしながら赤外線検出器に不具合が生じた為、残念ながら天文学的なデータを得るには至らなかった。 以上の初フライトの詳細は、文献[5]を参照されたい。